緑のシャワーを浴びましょう
5月
26
2010
どこを向いても山笑う、この時期、森林浴が楽しみな季節がやってきました。
森の中にいると、なぜ心身ともにリラックスできるのか……。
森林浴療法ともいわれ、海外ではずっと以前から研究されていたようですが、日本では今から約30年ほど前に提唱されました。
今ではその効果は科学的に検証、実証され、予防医療などに役立てる取り組みが始まっています。
一定の条件で血圧や脈拍、心拍数、唾液に含まれるストレスホルモンの量などを調べた結果、免疫力の向上、ガンの発生を予防する効果も立証されています。
リラックス効果を生み出すのは、まず何といっても森の芳香剤フィトンチッド。植物から発生する揮発性物質です。
この芳香剤は植物によって異なり、特にマツやヒノキなど針葉樹林で多いそう。
その他の要因として上げられるのは、マイナスイオンや目にやさしい緑の色彩、そして、1/fゆらぎ──川のせせらぎや小鳥のさえずり、枝葉が風によってそよぐ音など、不規則なゆらぎ──です。
また、森林の中では太陽光線が80%も吸収されるので、和やかな日光浴を楽しむことができます。
現在全国に42ヶ所ある「森林セラピー基地」を体験してみるのもいいかも。
「森林セラピー基地」とは、リラックス効果が森林医学の面から専門家によって実証され、宿泊などの関連施設等の自然・社会条件が一定の水準で整備されている地域のことで、森林の癒し機能を活用して、ストレスの解消や健康増進などの活動を展開しています。
近くに行くのもよし、遠くに足を延ばしてみるのもよし、緑のシャワーを体中に浴びて、5月病なんか吹き飛ばしましょう。